からだが整う「頭寒足熱」

生活の中で気になることシリーズ

毎日さむいですね。
この時期はあたたかなニットなどのトップスを着ることが多くいのではないでしょうか?

お外では寒さを防げるのでとても良いのですが、いざ室内に入ると汗をかくほどあたたかかったり・・・

ここ最近の外気はお昼でも0度前後、室内に入ると20度以上と、室内と室外の気温差がとても大きいため、体温調節がとても難しい!

皆さんもそんな体験を今までに何度も体験してきたと思います。

私も昔はそうでしたが、冷え性なんてどこ吹く風、今は何ともありません✨

では、今までと何が違うか…

それは簡単なことで、「足やおなかを温めること」

それだけで首まであるニットをやめることができました。
今は鎖骨がギリギリでないくらいの首元広めで綿100%の長袖。
(私の好きなワークマンです。笑)

カーディガンのような上掛けも特に着ることもなく、アウターを着るだけで出かけられるようになりました。

すごい進歩です!

私の冷え性

昔は今よりもずっと瘦せていて、食事も不規則、回数も量も少ない。

体ががたがたするほど冷えがひどく、手足の先はいつもキンキン。

そのころはとにかく暖かさを求めてハイネックの厚手のニットを着ていました。
しかし、さすが厚手のニット!外では威力を発揮するのですが、室内に入るともう暑くて暑くて汗はかくし、頭も「のぼせ」ることが多く、この服装は体質的にあっていないと思っていました。

そう思っていても冷え性がひどかったのでとにかくあたたかさを求めてずっと着ていました。

冷え性以外にも体調に不調が多かったため、体質を改善しようと自分が「これだ!」っと直感でピンときたものを調べ、本などで情報を少しずつ集め実践。

病院に行くまでもないけど不調。
いわゆる未病という状態ですね。

予防医学(家庭でできる予防、体質改善)を知るために東洋医学の本をいろいろ読んでみました。

(もちろん一般向けのやさしい書籍です)

いろいろ読んでた中に薬膳の本があり、その中で見つけた「頭寒足熱」という言葉。

「ズカンソクネツ」


「ズカンソクネツ」
意味は読んで字のごとく、頭は冷えていて、足はあたたかいこと。

「頭寒」

頭が冷えていると、思考がすっきりとしていて、集中しやすい状態。

お勉強や仕事にはもってこいの状態ですね!

逆に頭に熱がこもりやすいと、脳機能の低下(ぼーっとするなど集中力の低下)や、熱いからと身体の熱を下げようとする。すると温度が下がる▶代謝が下がるという悪循環。

私が体験済みの「頭熱」はこんな感じの状態に。

●上半身に熱がこもると→汗がたくさん出る、呼吸が苦しくなる。

●頭をのぼせると→ボーっとする、頭痛やめまいにも繋がる。

「足熱」

冷えやすい足を温めると全身の血液循環が良くなる▶基礎代謝が上がる▶冷え性予防にもなる。

足が冷えるといくら体を温めても寒い感じがしますよね。

逆に「足寒」の場合はこんな感じの症状が出やすかったり…(yukka体験済み)

冷えはもちろんのこと、むくみや、冷えからの腰痛、トイレが近くなったり、体の働きが悪くなるので消化不良も起こったり…病気ではないけど健康です!とは言いけれない感じの状態ですよね。

薄着や短い靴下、座りっぱなしや運動不足の方は冷えやす方が多いのではないでしょうか?

「足熱」下半身のあたためる方法

下半身を温める方法はたくさんあります。

  1. レッグウォーマー
  2. 腹巻
  3. カイロ
  4. 湯たんぽ
  5. 全身浴
  6. 足湯
  7. 衣服の素材を変える
  8. 筋肉をつける

レッグウォーマー

これはお手軽に足元から温めることのできる素晴らしいアイテムですね。

普段からスカートなど、足が出やすい服装をしている方には難しいかもしれませんが、帰宅後にでも着用してほしいです。

冬の就寝時に足がすごく冷えてる!っと思ったことはないですか?

靴下をはいて寝ます。という方もいるかも知れませんが足からは汗がたくさん出るので、意外と蒸れたりするのですが、レッグウォーマーは足先が開いているので蒸れを逃がしてくれます!

私は土踏まずあたりからヒザ下までのレッグウォーマーを毎日履いています(就寝時も)が、このおかげで足からの冷えはなくなりました✨

腹巻

血管や臓器が集中しているお腹周りは冷えると体調不良の元です。

さらに、脂肪の付きやすいおなかや腰周りを冷やしてしまうと、冷えが加速してしまいます。

特に冷えを感じてないけれど、実はすごく冷えているお尻には要注意です!

お尻の筋肉や脂肪が大きいため、ここが冷えてしまうと、代謝が低下してしまいます。

なので、おなかはもちろんお尻まで覆ってくれるような腹巻がおすすめです✨

私も腹巻を付けてみましたが、体調が悪いときなどは合わなかったので止めました(意外と繊細。笑)

腹部の締め付けというかピタッとしたものがダメだったようで、緩めのものも試してみましたが、あまり合わなかったので、タンクトップなどのインナーを着るようになりました。

カイロ

制服など勤務に関わる服装が決まっている場合や、職場か寒いときなどには重宝しますよね!

カイロも温める場所が重要だったりします。

よく貼る位置といえば、おなかや腰、背中ですよね。

その他、少し張りにくいですが「首の後ろ」や「足首」なんかも体が温まりやすいです。

まさに首がつく部位は冷やすなと言われている「首・手首・足首」ですね。

太い血管が表面に近い位置を通るのが首のつく部位なので、温めるのが良いということです。

ただ、前述の「頭寒」にならうと、頭に近い首はあまり温め過ぎない方がすっきりするかも知れませんね。

湯たんぽ

湯たんぽはなかなか場所を選ぶかもしれませんが、私的には最高のアイテムです。

湯たんぽも今はおしゃれなデザインが多いので、自分の好みの湯たんぽを手に入れられたら、ちょっとテンション上がりますよね。

逆に昔ながらの湯たんぽがレトロでかわいいと人気が出てきていたり。

私はシリコンの湯たんぽを使っていますが、プラスチックやトタン・ブリキの「the湯たんぽ」とは違い、柔らかく曲がるのでぴったりとはいきませんが温めたいところにゆるくフィットしてくれます。

家から車で移動する時も、車内が最初寒いので湯たんぽは重宝します。

子供たちのスポーツの待機時間など、湯たんぽを抱えて待っていたり。

とにかく暖かくてありがたいアイテムです。

シリコンやゴム製の湯たんぽは熱湯は入れられないので要注意!

その他の材質の湯たんぽでも温度に気を付けたり、ちゃんと専用のカバーを付けたりと、注意しなければ低温やけどになってしまう人もいるので、使用の際は気を付けて下さい。

そして温めるならやっぱりお腹周りですね✨

あと、太ももの間はおなかと同様全身を温めてくれ、足先が冷えてしまう方は足で挟むのもいいですね。

じんわり、ゆっくり、長く体の芯まで温めてくれます。

全身浴

家にいる時に体が温まると言えば、やはりお風呂ですよね。

忙しい現代人はお風呂と言ってもシャワーで済ませてしまう方多いですが、湯舟につかった方が全身がしっかり温まります。

私はよく長風呂をしてしまいますが、せっかく入ったのに長く入りすぎてのぼせてしまったり、癒すつもりが疲れてしまったり…

逆に短すぎると体の表面は一瞬あったまったものの、体の中までしっかりと温まっていないので、お風呂に入った意味があまりなくなってしまします。

体質もあるので、一概にこの入り方がオススメですと言っても全員に合うわけではありません。

お風呂の温度や時間は入った後に気持ちよく、すっきりするくらいで丁度よいので、そこらへんは無理せずに調節していきましょう。

足湯

足を温めるとからだ全体が温まり、自律神経の働きを調節してくれるほか、リラックスとしての効果も期待でます。

お風呂のように、服を脱いで、メイクを落としてなどの手間もなく、裾を少し上げるだけで入れるのも簡単でとてもいいですよね。

足湯はただお湯につかるだけでも良いですが、塩やハーブ、エッセンシャルオイルなど体調や気分にあったものを入れるのもオススメです。

私のお気に入りはバスソルト+エッセンシャルオイル(ラベンダーやベルガモット)です。

エッセンシャルオイルもいろいろと効能がありますが、苦手な香りだとせっかくのリラックスタイムもなんだかもやもやしてしまうので、香りはやはり好きなものを選ぶのがオススメ。

筋肉をつける

これはすぐにできる事ではありませんが、絶対にオススメです!

年を重ねるとだんだんと筋肉が落ちてきてしまいますよね…

健康のため、筋肉のために運動すると、それもまた熱を生み出す活動となり、

●短期的に体を温めるための発熱

●長期的な筋肉量を増やすという目標

どちらも叶いますよね!

普段、運動を全くしていない方がいきなりハードな筋トレや運動を始めると三日坊主やケガをしかねないので、まずは軽めの運動から習慣づけていくとよいでしょう。

新しく始めたことが習慣になるには最短で21日…

約3週間もかかるそうです

さすがに3週間も続けばもう生活の一部になっていることは想像がつきますね。

そして、3週間も運動を続けていたら体も少しづつ変化があるに違いません。

健康診断などでよく言われてしまう運動不足もこれで解消できますね。笑

先ほどの腹巻の説明でも言いましたが脂肪は冷えやすくの燃えにくいので、熱を生み出す筋肉がたくさんある方があたたかく元気な体になりますので、ぜひちょっとした時間に運動を。

ここまでたくさん記述ましたが、結局のところ自分の体質や生活習慣上、合う合わないがあるので取り入れやすいもの見つけるヒントになればと思います。

若いうちはあまり気にできなかったことが、だんだんと体形、体調の変化を目の当たりにするとやはり体がご機嫌になれる習慣をつくっていくことの大事さを知るわけです。

皆さんも自分のご機嫌を自分で取れていますか?

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