中学校に上がってからなんか体調悪そう。
朝声かけても全然起きてこない。
立ち眩みするって聞くけど貧血かしら?
子供たちにそんな症状あったりしませんか?
ウチの長男もそんな症状があったりしましたが、突如症状がガツンと強くなり、起立性調節障害予備軍くらいな感じの体調不良が続いていました。
起立性調節障害(OD)は、中学生に多く見られる自律神経のバランスが乱れることによって引き起こされる疾患。
それってどんな症状なの?
起立性調節障害のおもな症状
主な症状はこちら
- 朝起きられない:午前中に調子が悪く、起床が難しい。
- めまい・立ちくらみ:立ち上がったときにふらつく。
- 頭痛:特に午前中に頭痛が起こることが多い。
- 全身倦怠感:疲れやすく、無気力になる。
- 吐き気:特に朝に感じることが多い。
- 集中力の低下:学校の授業に集中できない。
小学6年生くらいから「めまい・立ちくらみ」が立ち上がるたびにあり、頭痛も頻発。
クラブの陸上へ行ったとき時にすごい体調不良に陥ってしまって、翌日病院へ。
先生に体調のことを伝えたら「身長すごい伸びてる?」と聞かれ、思い返せば1年で10センチくらい伸びてたなーっと。
それを聞いた先生が「なるほどー」みたいな感じで、一応血液や血圧も調べたけど、血圧は普通に低いし、血液検査は時間がかかるから次回とのことで…
これかもねって説明してくれたのが起立性調節障害でした。
血液検査の結果が3日後に出るから説明受けに来てねっと言われ、後日確認しにいきました。血液検査の結果は貧血まで行くような数値ではなかったので、改めてこんな症状の中学生がよくなるやつだよって説明をいただきました。
小学制の時はまだ軽かったのですが中学校に上がってから激しく症状が出てしまし期間的には短かったものの、朝起きれない、頭を起こせない、立てない、頭痛はデフォルト。という症状で朝の体調不良がすさまじかった。
その時も病院に行き同じような検査をして、お薬をもらい帰宅。
朝起きやすくするための血圧をあげる薬を飲むも効果はあまりわからず…
夕方にようやく体調が回復してくるため19時くらいから長男と二人で散歩をしてみたり。最初は体力も落ちて動きがはやいと頭痛が起こってしまったりで、運動もままならない感じでした。
学校も1日休む日、遅れていく日、早退する日と、学校連絡のオンパレードでしたが、少しづつ回復してきたけれど、朝はやはりなかなか厳しい。
長男とどうしたら学校行けるようになるか相談して、とりあえず早くから起きようとしよう!っという結論に至り、その頃朝4時から声をかけ6時~7時に少しずつ体を起こしていくという3時間くらいかけて起床。
そのあとも、朝ごはんがあまり食べれれない、早く動けない、などなどあり、送迎の毎日でした。
そしていろんなサイトを調べまわるもなかなか普通の今年しか書いてない!
健康的な生活をすることしかないという悲しい結果…
起立性調節障害の対処法
- 生活習慣の改善:規則正しい生活リズムを保ち、十分な睡眠を確保することが重要です。特に朝の太陽光を浴びることで体内時計をリセットすることが効果的です。
- 適度な運動:軽い運動を日常生活に取り入れることで、心肺機能を向上させ、自律神経のバランスを整えることができます。
- 水分補給:こまめに水分を摂取し、血圧を安定させることが大切です。
- 食事療法:バランスの取れた食事を心がけ、特に塩分を多めに摂ることで血圧を安定させることができます。
- 医師の診断と治療:症状が重い場合は、医師の診断を受け、必要に応じて薬物療法を行うことが必要です。
健康的な生活を送る以外に対処法がないのかと落胆しました。笑
スパッと治せる方法があればそんなに困る人が多いわけもないんですが、とりあえずプレッシャーを与えずに見守るのが一番なかんじでした。
そもそも起立性調節障害の原因とは
起立性調節障害の原因
- 急激な身体の成長:心臓と脳の距離が遠くなるため、脳への血流が減少しやすくなります。
- ホルモンバランスの変化:特に女子は月経の開始に伴いホルモンバランスが変化し、自律神経に影響を与えます。
- ストレス:進学、部活動、受験勉強などの環境の変化や精神的なストレスが自律神経に影響を与えます。
とのことでした。
最初に先生が聞いた身長についたはこのことだったのかと。
原因が分かったところで成長は止められないし、ストレスも生きていればなくならないし、楽しく過ごさせてあげるしかないなっとおもいました。笑
運がよかったのは体調を崩してから割とすぐに夏休みがあったこと。
この間に心置きなくしっかり休めたのと、動ける時に少しずつ動けたのと、あとは目標が現れたこと。
体調不良前に出ていたレースの記録が基準を突破していたので道ジュニアの選抜大会の出場権あるよっ、エントリーがもうそろそろですと顧問から連絡が…
エントリーするなら市の選手団で行くので遠征費かかります。
まだ回復していないけど連絡くれたってことは期待してくれているのかっとか、もし行けなくてもお金は払わないといけないけど、体調戻ったのに参加できなかったらかわいそうとか、いろいろ考えて結局エントリーすることに!
夏休みの半ばから夜の体調回復した時のみ公園に少しずつ走りに行ったりとコソ練して体力もちょっとずつつけていって、何とか復帰。
復帰日がまさかの強化選手練習会で2日間あったけど1日しか行けなかった。笑
1日頑張れただけ偉い!
その後も体力と筋肉を回復させる日々だったけど、無事に学校生活をおくっています。もう神に感謝!笑
それ以来、頻発する頭痛と鎮痛剤とお付き合いしながら頑張って学校も陸上も続けています。
自分の体調不調は何とかやり過ごせても、子供のことになるともう頭も胸もいっぱいになってしまいますよね。
小中学生によくある起立性調節障害。
息子の経験とともに簡単にまとめてみました。
皆さんのお役にたてると嬉しいです。
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